Gather(2Dメタバース)を初めてみた

アプリ

デザインに事務処理に調べごとなど、基本デスクワークが多くMACに向かっていることが多い毎日。
大学卒業後に初めて入った会社では営業で外を走り回ってた。
何か呼ばれてとかではなくても
「何か仕事ないですかー!」
「ちょっと近く通ったので寄りましたー!」
とお客さんのとこに行ったりしたもんです。

今更ながらにGatherを知ることになり、あの時のあの環境をバーチャルで再現したくなってバーチャルオフィスなるものを作ってみた。

Gatherとは

GatherとはGather Presence社が提供しているバーチャルオフィスコミュニケーションツールです。
<こちらからGatherのページへいけます>
知識と根気さえあれば、会社とほぼ同じレイアウトでバーチャルオフィスを作ることも可能です。
実際のオフィスにいる感覚で周りの社員ともコミュニケーションをとれます。
初期のドラクエを思わせるような画面で見ていて楽しくてかわいい。

他社のバーチャルオフィスを訪問している最中に後ろからGatherを知らない上司に見られると
「仕事中に何ゲームしとんねん!」
と怒られる危険性がある。

オブジェクトなどを選択して配置するだけ。

一から作るときは壁や床、通りぬけ禁止エリアや話のできるプライベートエリアなどを設定しないといけないので、右上にある「マップメーカーを開く」からより細かな設定をしていきます。

Gatherを使ったきっかけ

そもそもなぜGatherを使ってみようと思ったかというと、ビジネスで仲良くなった友人がGatherを活用したビジネスを始めたから。
その人に誰か紹介するにもGatherがどういったもので、どんなふうに活用できてとか自分が知らないと、やってみないと話のネタにもならないのでまずはやってみようと思い始めました。(この気持ちとチャレンジ精神は結構大事だと思っている)
バーチャルオフィスを作ってビジネス関係の仲間を招待してとかやってるうちに、だんだん活用の仕方とかが自分なりに見えてきました。

Gatherを導入できそうな会社

コロナが落ち着いてきた現在もリモートワークをうまく取り入れている企業、特にプログラマーやデザイナーなど基本がデスクワークの会社なら取り入れてみても面白いと思います。
対面でのやり取りが必須な職業には向いていないかも。(部分的には可能かもしれませんが)

独立開業する仲間にも、「業種的にこれ面白いかも!」と自分のビジネスツールとして活用できそうだと話しが出ました。
まだまだ取り入れている企業や個人事業主は少ないでしょうが、“面白いことしてる” “こんなことしている会社で働いてみたい”とかきっかけとなる可能性は十分にあります。

今だからGather?

コロナ禍の中リモートワークが推奨され、オンラインミーティングはZOOMが当たり前の時代になりました。ビジネスのあり方が数十年進んだとも言われています。
ただ、ZOOMは会議をするなど何時から何時という区切りで使用するのには向いているけど、「ちょっとこの部分を○○さんに聞きたい」という場合には向いていない。
それだけのためにルームを作ってURLを送って・・・とかは現実的ではなく、チャットやメールが現実的でしょう。
これがバーチャルオフィスなら○○さんのとこまで行って喋りかけるだけでOKなので本当に会社にいる感覚ですね。
また、きちっと出社している。そこにちゃんといる。というのが会社にとってもいいと思います。

ということでバーチャルオフィスを作ってみた

最初いくつかのテンプレートで試した後、一から事務所をちゃんと作ってみようと思いチャレンジしてみました。

そもそものコンセプトが、
「ちょっと近く通ったので寄りましたー!」
「ちょっとだべる時間ある?」
という人が寄ってくれたらなー。という思いだったのでこぢんまりとした小さな事務所です。

生意気にも社長室(プライベートルーム)

普段はバーチャルオフィスを立ち上げてここに待機しています。食事や席をはずしているときは「応答不可」に設定しています。

「応答可能」「取り込み中」「応答不可」が緑、黄、赤のタグでわかるのが便利。
アバターがいるから席にいるように思ってしまうけど、このタグで離席や外出は赤、作業に集中しているので後にしては黄などのルール決めができますね。

1to1ルーム

1to1(1対1でビジネスの話などをする)専用ルームです。対面の席を3つ作りました。
これはZOOMで例えるとブレイクアウトルームがこの1to1ルームに3つあるということ。1対1の部分にプライベートエリアを設定しているので、隣の席に誰かいても会話はその人には聞こえません。
その上で、このオフィスに今誰がいるというのがわかります。ここがGatherのすごいところです。

誰が誰と話しているのかが一目瞭然。
終わったらちょっとお話しお願いしまーす!とかチャットで入れることも可能。

ミーティングルーム

チームミーティングができる部屋です。ホワイトボードを設置していますが、近づいてキーボードの「X」を押すと共有されてホワイトボードが実際に使えます。ブレストしたりするのに便利です。
ここは1to1とは違い緑の絨毯が敷かれている部分がプライベートエリアになるのでこの部屋にいる人全員と会話ができます。

コミュニケーションエリア

この部屋全体がプライベートエリアの設定なのでこの部屋にいる人全員の声が聞こえます。
写真上の真ん中少し右にモニターがありますが近づいてキーボードの「X」を押すと僕のビジネスパートナーが数名画面に表示されます。
いろんな業種の方がいるので、話の途中で「ピンッ」とくる人がいたらそのまま「こんな人おるから紹介できるよ!」と人繋ぎができるようになっています(これは1to1ルームに設置してもいいかな?と思っています)

オフィスの一番奥の壁には社名があり、その横のモニターには自分のお仕事の宣伝が表示されます。
またスピーカーマークが床にありますが、この床に乗るとオフィス全体にアナウンスをすることが可能です。
「ちょっと全員コミュニケーションエリアに移動してー」とか。

本当はもっとゲームとか色々遊べる素材などもあるのですが、見た目はこれでも一応オフィスなので、その辺の要素は省きました。

まとめ

今回、こぢんまりとしたバーチャルオフィスですが、作ってる時は楽しいですね(笑)
もともとこういうの触ったりするのが好きなので全く苦にならなかったです。
ビジネスで繋がっている仲間を招待してみたところ、結構気にいってくれた人が多くて早速作った仲間もいました。

ちょっと時間空いたから寄ってこ(入ってみよ)。そこに誰かが居てるとちょっとした話しのきっかけからお仕事になったり、自分の悩みの解決になったりします。
リアルでももちろんですが、こういったバーチャルの場でもいつでも誰でも気兼ねなく人が集まれる場所って必要なものだと思いました。

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