iPadで簡易NASのファイルが開けない時に読んでみて!

iPad

仕事の環境を変えるときにiPad Airを導入したんだけど、全てがすんなりとうまくいったわけではありません。
システム関連やってる仲間やiPadを使いこなしてる仲間、ネットや機械関係に詳しい仲間たちに聞いたけど解決に至らなかった問題があります。
そのひとつがタイトルにある通り“簡易NASのファイルが開けない”問題です。

実際Appleのチャットで解決できず、電話で対応してもらってもできず、BUFFALOも同じくできず、こんな時はお決まりで無線ルーターに問題があるだの、iPadの機械もしくはOSに問題があるだの時間を取られて結果なすりつけあいで解決しないままに終わりました。

そもそも簡易NASって?

NASとは

NASとは、ネットワーク接続することができるストレージのことです。
ネットワークに接続された記憶装置という意味で“NAS(Network Attached Storage)ナス”といいます。
音楽データや動画データなどを入れておき、アクセスして見るなどいろんな使い方ができます。
NASにはOSが入ってて、アカウント設定や、ネットワーク設定など事細かに設定が可能です。

簡易NASとは

簡単にいうと、無線ルーターにつなげたストレージにPCやスマホ、タブレットなどからアクセスできます。
無線ルーターにUSBポートが付いていれば、そこにUSBメモリを挿してメモリ内のファイルが共有できるようになります。

どちらがいいかは自分が何をどうしたいのか?によって変わってくるので、詳しくまとめてくれているサイトやYouTubeを参考にしてください。
私の場合、事務関連のデータ(見積もりや発注書、その他経理の書類など)をMacやMacBook Airで共有したかっただけなので“簡易NAS”で十分でした。
書類データの共有のみなら“簡易NAS”で十分事足りるかと思います。

使用していたWi-Fiルーター

BUFFALO WXR-1900DHP

もともと使用していたWi-Fiルーターは“BUFFALO WXR-1900DHP”です。
このルーターのUSBポート(2ポート付いています)にUSBメモリを挿して使用していました。特に設定する必要もなく、Macの、移動<ネットワークからアクセスすることができました。MacBook Airに入れたWindowsからも問題なくアクセスできていました。

iPadに環境移行したら見れなくなった

環境移行のため、MacBook AirからiPad Airに変えたときに純正“ファイルアプリ”からアクセスができなくなりました。(Macからはアクセス可能)
ちなみにUSBメモリのフォーマットは“exFAT”です。

いろいろ試してみましたが解決できず、“iCloud”を利用することにしました。
ただ、iCloudではiPhone、iPadのバックアップなどでほぼ5Gは使用してしまっているので容量のアップグレードをすればいいんですが、簡易NASの解決策をもっと調べてみたかったのでアップグレードはせずにしばらくいろいろ試してみました。

Wi-Fiルータを変えた

Wi-Fiルータはそろそろ変えようかと思っていたのでこの機に変えました。“tp-linkのArcher AX73”です。いろんなブログやYouTubeで紹介されていたので、もっと詳細部分を調べてみた結果良さそうだったのとUSBポートもあったのでこれにしました。

tp-linkのArcher AX73
結構でかくて存在感ありまくり
専用の足
横置きよりも少しコンパクト

何故か購入時、足がセットになっている方が安かったのでそちらを購入。立てて設置しました。ただ、端子を刺すところに埃が入ってしまうので、セロテープでカバーしています。

スピードも速くなったし変えて正解でした。
また、簡易NAS機能も復活!?しました。・・・・・・・・・
と思いきや、iPad純正のファイルアプリから簡易NAS内のファイルを見ることはできたのですが、タップしてもファイルを開くことができませんでした。

ルータを変えたことによってファイルが見れるところまで進めたのでかなりの進歩です。
純正アプリは諦めて“Document”アプリ(無料)を使ってみましたが結果は同じく開けないままでした。

ある出来事で一気に解決

仕方がないのでiCloudで共有しながら、時々解決策調べをしたりしいました。
そんなある日・・・USBのデータが飛んでしまいました。原因は不明ですが、結構長く使用してたので寿命といえば寿命かも・・・
2ヶ月分バックアップを取っていなかったので、最悪なパターンです。
“装置の最後のブロックに書き込めません”というエラーが出て、セーフモードや復元ユーティリティなどいろいろ試したけど無理でした。

完全に壊れたI•O DATAのUSBメモリ


仕方がないので新しいUSBメモリを購入。

SanDiskのUSBメモリ、以前のI•O DATAよりもさらに小さい
32GBのにしました


すると、今まで全くアクセスができなかったり、Wi-Fiルーターを変えたらアクセスできたけどファイルが開けないかったり、散々悩まされてきたのが一気に解決
iPadからアクセスして、ファイルも開くことができました。USBメモリのフォーマットは前のと同じく“exFAT”。

原因はわかりませんが、USBメモリが結構古かったのでiPadなどに対応していなかったのかもしれません。何にせよ1,000円弱のことで解決。

原因不明で“簡易NAS”の設定をしてもファイルが開けない方、USBメモリを変えてみると解決するかもしれません。

まとめ

大容量のデータをミラーリングしてバックアップを取ったり共有して使用するなら本格的なNASを構築したほうがいいかと思いますが、見積もりや発注書その他仕入れ帳や経費帳などのエクセルやPDFファイルを扱うぐらいなら、簡易NASで十分かと思います。
パソコンをいちいち立ち上げなくてもiPadやiPhoneで確認したり、ちょっと編集したりできますので結構便利です。
また、子供のiPhoneの容量が足りなくなった時とかに一時的に写真を保存したりとかに使用しています。
そして、簡易NASを構築するためにはUSBポート付きの無線ルーターを購入してください。

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